山久農園の和歌山県の名産、三宝柑のシャーベット
和歌山県の名産、三宝柑(さんぼうかん)を丸ごとくりぬいたシャーベットが、「三宝柑シャーベット」。
こちらは、『山久農園』(やまきゅう 農園)でつくられています。
生産量はごく僅かで、ほとんどが和歌山で栽培されている、とても珍しい柑橘(かんきつ)です。
形はデコポンに似ていますが、味は爽やかで文旦やグレープフルーツに似ています。
徳川御三家、紀州公の和歌山城。
みかんどころにふさわしい秘果として育てられていました。
江戸時代、とても珍しかったので殿様が気に入り、紀州藩以外に持ちだされないように、「藩外移出禁止令」が出たほどの品種です。
▽三方はこちら
三方とは、神道の神事において使われる、神饌を載せるための台です。
古代には、高貴な人物に物を献上する際にも使用されていました。寺院などでも同様のものが使われていますよね。
三宝(仏・法・僧)にかけて三宝(さんぽう)と呼ばれることから、この珍しい秘果にもこの三宝という字を当てているのが、名前の由来です。
頭がポコンと出て黄色く、デコポンとよく間違われますが、三宝柑の方が歴史はずっと古く、熟期は3月から4月です。
味は、春の訪れを思わせる上品でやさしい味わいです。ビタミンC、クエン酸、体内でビタミンAになるカロチンも多く含まれます。
平成天皇、即位の礼の際、シャーベットとして出されたのは有名です。
こちらのシャーベットには、1個のシャーベットに2個分の果汁を使用しています。
労回復に効くクエン酸を含んだ果汁たっぷりのシャーベット。
三宝柑の持つさわやかな味わい、クリーミーな食感がたまりません。
一つずつ袋に入っています。
三宝柑シャーベット×6個入り
江戸時代末期までは門外不出の宝果、「三宝柑のシャーベット」、爽やかでクリーミーな食感を、ぜひ、お楽しみください。